「青春とはなんだ」など1960年代の青春学園ドラマの先駆け作品に出演し、俳優として活躍していた夏木陽介さん(81)が14日に死去しました。死因は腎臓がんで、19日未明に夏木さんのブログで発表されました。
若い頃は血気盛んだったようで、様々な仰天エピソードがあります!
とても破天荒な方だったようです。
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夏木陽介 若い頃(画像あり)の仰天エピソード!
夏木陽介さんは大学在学中にモデルにスカウトされ、1958年大学卒業と同時に東宝に入社しました。
その年『美女と液体人間』で映画デビューしています。
若い頃の画像はこちらです。
(引用元:夏木陽介さんブログより https://ameblo.jp/natsukiyosuke/entry-10683533921.html)
とてもかっこいいですね!
ちなみにお年を召してからの夏木さんはこちらです。
(引用元:夏木陽介さんブログより https://ameblo.jp/natsukiyosuke/entry-12345622939.html)
こちらもそうですが、若い頃の姿からも血気盛んな様子はあまり想像できないですね。
しかしながらそのエピソードは想像以上です。
仰天エピソード1
東宝の駐車場に車を止めていたら周囲を若手の車で囲まれてしまい、
「風呂からあがるまでにどけておいて」
と言ったもののそのままだったので車をぶつけて帰ったそうです。
なんというか、普通の感覚ではできないですよね(笑)
このエピソードだけでも夏木さんが血気盛んだったんだなとよくわかります。
ちなみに、夏木さんは大の車好き。世界中の名車のほとんどが一度は彼の手元にあったともいわれるほどの車好きで有名でした。
なので、若い頃からいい車に乗っていたようで、このぶつけたときもきっとそうだったと思います。
仰天エピソード2
車好きの夏木さんは最初に映画界に入った時にMGというスポーツカーに乗っていました。
その車が三船敏郎と同じ車だったためスタッフに
「オマエ調子に乗ってんじゃねえか」
と言われてしまいました。
それに対して、夏木さんは
「分かった。今、仕事中だから、5時に終わるから、オープンセットに来てくれ」
と。
よく言われるヤンキーが体育館裏に呼び出して相手をボコボコにする、なんて話と全く同じですね(笑)
夏木さんはこういったことに対し、ちょこっと可愛がるなんて表現していて、
「そういうのが3~4回続くと、あいつはヤバいからよそう」
となると語っていました。
仰天エピソード3
TBSの人気ドラマ「Gメン’75」に出演していました。
プロデューサーの近藤照男さんから「次の作品がまた失敗に終われば、プロデューサーの地位を失うかもしれない、力を貸して欲しい」
と言われ出演を決めたそうです。
にも関わらず、この近藤さんと喧嘩をしてドラマを降板しています(笑)
『Gメン’75』のニューカレドニアロケの際、プロデューサーの近藤さんと中華を食べに行き、夏木さんが先に支払いを済ませました。
しかしプロデューサーの近藤さんは自分の立場から、自分が支払いを、と考えていたため口論へとなってしまいました。
この喧嘩ををきっかけに、夏木さんは「気に入らないなら降板する」と言ってそのまま降板となりました。
その後、近藤さんからは降板のエピソードを作らせて欲しいと打診されましたが、夏木さんがこれを固辞したため、突如ドラマから姿を消すこととなりました。
意外なきっかけですよね。まさかたった一度の支払いで降板なんて、プロデューサーの方もきっと驚いたでしょう。
それにしても、「天国に一番近い島」と言われるニューカレドニアでロケだなんて、当時のドラマは予算がたくさんあったんでしょうね。
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夏木陽介 結婚を一度もしないまま腎臓がんで逝く
夏木さんは結婚歴がなく、看取ったのは弟さんたち親族でした。
なぜ一度も結婚しなかったのでしょうか。
「アウト×でデラックス」に出演した際にその理由について、
「俺さ、子供の頃から結構悪かったから。例えば結婚して、男の子が生まれて、
俺と同じような性格の子が生まれたら多分、自分の手で殺しちゃう」
と仰天発言をされています(笑)
ご自身でも若い頃の素行には自覚があるようですね。
血気盛んで喧嘩っ早い性格だったとのことですが、
「喧嘩しない。だって殺しちゃうもん」とも語っています。
数々の仰天エピソードを持っている夏木さんが言うから、変な説得力を感じてしまいます(笑)
その他にも生後3ヵ月のライオンを買ったけど、成長するにつれて手に負えなくなり、最終的には北海道の牧場に預けたり、71歳でタイの象レースに参加したなど、その仰天エピソードは若い頃だけではとどまりませんでした。
数々の仰天エピソードを持ちながら趣味の車に没頭し、素敵な仲間にたくさん囲まれていた夏木さんにとって、結婚しなくても人生を十分謳歌していたと思います。
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