昨年起きたあのおぞましい滋賀監禁暴行死事件に新たな情報が入りました。
渡辺彰宏さん(当時31歳)が監禁され男女5人か暴行を受けた末殺害された事件。
強要の疑いで逮捕された坂本厚樹容疑者が、先月処分保留で釈放されましたが、
その翌日29日に自宅で死亡していたことがわかりました。
メモも残されており自殺とみられています。
まだ記憶に新しいこの監禁暴行死事件から、坂本厚樹容疑者は何故自殺したのかを調べてみました。
スポンサーリンク
滋賀監禁暴行死事件の概要
昨年8月、大阪・堺市の無職渡辺彰宏さん(当時31)が男女5人に監禁されて暴行を受け、殺害された事件。
昨年12月7日に滋賀県警が監禁と殺人の疑いで無職、萩原真一容疑者(39)ら5人を再逮捕しました。
萩原真一被告の他4人は、飲食店従業の井坪政(29)、宮崎佑佳(24)、亀井徳嗣(21)、飯星飛香(29)、いずれも無職で計5人となります。
なぜ再逮捕かというと、同年11月半ばに萩原、井坪、宮崎の3被告は渡辺さんに対する傷害の疑いで一度逮捕されています。
亀井、飯星両被告においても他容疑でそれぞれ逮捕されていました。
この5人が共謀して8月12日から15日にかけ、飯星被告の自宅で渡辺彰宏さんを暴行をし監禁し続けていました。
その後、萩原被告が所有する滋賀県近江八幡市内の家に渡辺さんを連れて行き、
そこでも暴行を続け、衰弱しきった渡辺さんは17日に死亡しました。
渡辺さんの死を不審に思った親族が警察に通報。
司法解剖の結果、渡辺さんの死因が高齢者に多い細菌性肺炎だったため、
事件性の疑いありと県警が調査を続けて、被告5人を割り出したようです。
このとき警察に通報した親族の気持ちを思うと胸がとても痛みます。
今回自殺したとされる坂本厚樹容疑者とこの悲惨な事件との関係性はどうだったのでしょうか。
スポンサーリンク
無理やり排泄物飲ませる、坂本厚樹容疑者の人物像と事件の関係性
名前:坂本厚樹
年齢:39歳
住まい:大阪府堺市
職業:アツキムエタイジム経営(ジムの場所も堺市)
坂本厚樹容疑者は井坪被告と共謀して渡辺さんに排泄物を飲ませたとして強要容疑で逮捕されました。
渡辺さんは坂本厚樹容疑者が経営するアツキムエタイジムに所属しており、
井坪被告も同ジムに所属していました。
坂本厚樹容疑者は渡辺さんに対し、ペットボトルに入った排泄物を「一気飲みせい」「味わえ。もう1回いける」などと脅して無理やり飲ませたとしています。
井坪被告の取り調べなどから坂本厚樹容疑者が浮上したとのことです。
県警は認否を明らかにしていませんが、想像するだけで恐ろしく、非人道的な行為です。
しかし、大津地検は起訴するかどうかの判断を先送りにしたまま、先月28日に坂本厚樹容疑者を釈放。
そして釈放翌日に、自宅で死亡していたことがわかりました。
釈放翌日に何故死んだのか。メモがあることから自殺とみられています。
ジム関係者らによるとそのメモには、「自分は何もやっていない」「取り調べが厳しかった」などと記されていたとのことです。
釈放翌日に死亡したのとメモに記されているということもあり、県警の取り調べが余程厳しいものだったのでしょう。
取り調べは、通常1~2時間で終了します。しかしそれは容疑を認めているときであり、否認している場合は当然長くなります。
1日の取り調べを行える時間は8時間というルールがあります(やむを得ないときは延長もあります)
県警が認否を明らかにしていないため憶測にはなりますが、おそらく否認して厳しい取り調べが続いたものと思われます。
いずれにせよ坂本厚樹容疑者が一人の命が絶たれた事件の間近にいたことは紛れもない事実です。
坂本厚樹容疑者が罪の意識から自ら命を経ったのかは知る由もありませんが、
5人の被告には然るべき裁きを受けて欲しいと思います。
スポンサーリンク