9月18日(金)に公開されたクリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』を22日(火)に観てきました!
前評判からストーリーが非常に難解だと噂に聞いていたので、そのつもりで臨んだのですが…、うん!やっぱりよくわかりませんでした!(笑)
ただ、個人的には大満足で、あっという間の2時間半でした。
この記事では観に行こうか迷っている方が、
「それなら行ってみようかな!」
と思ってもらえるように、僕なりの感想を伝えさせていただきます。
ネタバレになるような文章は書いていませんのでご安心ください。
最後まで読んで、面白そうと思ったら是非映画館へ足を運んでみてくださいね。
映画『TENET テネット』基本情報まとめ
監督・脚本 クリストファー・ノーラン
製作 エマ・トーマス クリストファー・ノーラン
出演者
ジョン・デヴィッド・ワシントン
ロバート・パティンソン
エリザベス・デビッキ
上映時間151分
クリストファー・ノーラン監督といえば、ダークナイトシリーズ、インセプション、ダンケルクと数々のヒット作を生み出しています。
作品性とエンターテイメントを両立させる類まれなまさに21世紀を代表する天才映画監督と言っても過言ではありません。
何よりもこの時代にCGではなくリアルにこだわることでも有名です。
今回のテネットでも予告編にある飛行機の爆破シーンが本当に爆破させていて、圧巻の迫力となっています。
↓予告編はこちら
上映時間が一般的な映画と比べると2時間半と長いんですが、全く長いと感じません!
というか、物語の前半ほとんどわけがわからないので「???」という感じで気づいたら時間が過ぎます(笑)
ただ、後半の畳みかけは釘付け間違いなしです。
今回みたいに長い映画だと途中でトイレに行きたくならないか心配だったので飲み物をできるだけ飲まないようにしたのと、事前のトイレはしっかり済ませておきました(笑)
ちなみにエンドロール後に特別映像などはないので、トイレ我慢して最後まで見たなら、エンドロールになった瞬間ダッシュで退席しても大丈夫ですのでご安心ください!
では、続いてこの映画がどんなストーリーなのかを簡単に触れたいと思います。
映画『TENET テネット』の難しいストーリー
先に謝っておきます!
僕の力では伝えることができません…。
というのも、物語の理解度はおそらく30%くらいだから(笑)
だけど、それでも楽しめる作品ということです。
この後にも触れますが、ぶっちゃけ全部わかろうとしなくても全然良いと思います。
それでも楽しい、観て良かったって思えるからすごいですよね。
とはいえ、どんな物語かは説明しないとなので、公式ページより抜粋です。
満席の観客で賑わうウクライナのオペラハウスでテロ事件が勃発。罪もない人々の大量虐殺を阻止するべく、特殊部隊が館内に突入する。舞台に参加していた名もなき男は、仲間を救うため身代わりとなって捕らえられ、毒薬を飲まされてしまう…しかし、その薬は何故か鎮痛剤にすり替えられていた。
昏睡状態から目覚めた名もなき男は、フェイと名乗る男から”あるミッション”を命じられる。それは、未来からやってきた敵と戦い、世界を救うというもの。未来では、”時間の逆行”と呼ばれる装置が開発され、人や物が過去へと移動できるようになっていた。
ミッションのキーワードは<TENET>。「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」。謎のキーワード、TENETを使い、第三次世界大戦を防ぐのだ。突然、巨大な任務に巻き込まれた名もなき男。彼は任務を遂行することが出来るのか。そして、彼の名前が明らかになる時、大いなる謎が解き明かされる。(引用:公式ページより)
映画を観終わった身でも、そうだったのかなんて思ってしまいます(笑)
この基礎情報入れて臨むだけでもかなり違うと思います。
前情報全くなしで観るのと、これくらいを知ってみるのでは、絶対に知っておいた方が楽しめます。
ただ、この前情報があるからと言って、理解できるとは限りません。
初見でこの映画を完全に理解できる人がいたらそれはもうノーラン監督のマニアックなファンくらいだと思います(笑)
モナ・リザだって全部理解できないでしょ?
この感想が一番しっくりくるなと(笑)
かの有名なモナ・リザの絵画もなんか惹き込まれるけど、その魅力を完全に理解している人なんて専門家くらいでしょう。
だけど、ときを越えて多くの人々に愛されている作品ですよね。
そんな感覚で良いと思います。
だから、理解しようとして観るのではなく、素直に映画の展開を見守るというスタンスで臨むのがおすすめです。
151分と長いわりに密度が高いので、映画の中でそこまで多くを説明してくれていません。
またセリフの中にもそういった説明台詞というのが必要最低限しかありません。
もっと言うと、主演俳優の方は脚本が難しすぎて毎日質問していたという話ではありませんか(笑)
だから、いきなり1回で全部がわかるなんてことはありません。
だけど!
それでも楽しめることは間違いなしです。
後半からはわからないなりに段々と点と点が繋がっていきます。
そしてラストは…。
これがたまりません(笑)
さんざん好き放題、難解な展開でわくわくドキドキさせたかと思うと、ラストはもう…。
これ以上はネタバレになりそうなので止めておきます!(めちゃくちゃ言いたい笑)
ストーリーだけではなく素晴らしいところはたくさんあります。
なんといっても迫力ですよね!
だからこそ映画館で観る意味があります。
あとは個人的には音が良かったです!
これも映画館だからなお引き立ちます。
何と表現したらいいのか、音によるハラハラドキドキさせるのがめちゃくちゃ上手なんですよね。
過去作品でもノーラン監督のこの音の演出というのは、欠かせない存在です。
映画『TENET テネット』感想まとめ
以上、素直に映画を観た感情そのままで書かせていただきました。
やはりクリストファー・ノーラン監督といわんばかりのスケールと迫力、そしてストーリー。
ザ・映画という感じで最高のエンターテイメントです。
家で気軽に映画が見れるようにはなりましたが、こういう映画こそ足を運んで観ることをおすすめします。
全部を理解しようとしなくて良いんです!
クリストファー・ノーラン監督が仕掛ける数々の映像にそのまま酔いしれてください!
是非映画を観た方はコメントで感想を頂けると嬉しいです。
時間の逆行の虜になりました。
街中で後ろ歩きしている人を見かけたらそれは僕です(笑)
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