昨年12月のクリスマスの夜にとても悲しい事件がありました。
大阪府箕面市の筒井歩夢(あゆむ)ちゃん(4)が死亡した事件で、
殺人容疑で逮捕されていた母親の筒井麻衣容疑者(26)ら3人を傷害致死罪切り替えて起訴したとのことです。
殺人容疑から傷害致死に切り替えての起訴という事件の経緯と共に、母親である筒井麻衣容疑者とはどういう人物かに迫りたいと思います。
スポンサーリンク
筒井麻衣(画像あり)箕面虐待死事件の母親と交際相手の松本匠吾との歪な生活
名前:筒井麻衣(つついまい)
年齢:26歳
住まい:大阪府箕面市粟生間谷
今回死亡した歩夢ちゃん(4)と弟(2)の2児の母です。ちなみに歩夢ちゃんも男の子です。
調べていくとFacebookに画像がありました。
他にも子育てに関する、子供と一緒の写真を投稿するなどありましたが、
今回の事件に対しては世間は怒りの声がたくさんありました。
母親で本来は子供を守る立場のはずが死亡するまでの暴行を放置しました。
本人は今回の事件に対して「今回は殴っていない」と否認していますが、目の前で暴行をされていたことは間違いありません。
また、「今回は殴っていない」という言葉から日常的に暴力を振るっていたことは間違いないように思われます。
筒井麻衣容疑者は交際相手である無職の松本匠吾容疑者(24)、
その知人である無職の大倉敏弥容疑者(20)と子供2人の5人での同居生活をしていました。
同居生活は昨年11月中旬に始まり、約1ヶ月に渡り暴行が続いたとされています。
調べるほど、なぜ死に至るまで自分の子供を放置できたのかが理解できません。
スポンサーリンク
筒井麻衣は育児放棄し、事件は8時間に及ぶ断続的暴行が行われていた
昨年12月のクリスマスに起きた事件の内容は、24日の夕食時に食事をこぼしたことに腹を立て暴行が始まりました。
そして断続的に8時間もの間、歩夢ちゃんを暴行したのです。
松本容疑者と大倉容疑者が殴り続けているうちに歩夢ちゃんが息をしなくなってしまいました。
そこで筒井麻衣容疑者は驚くべき行動に出ます。
110番に通報をしながら、その2人を部屋から逃したという。まさかその2人を庇おうとしたのでしょうか。
とても信じられません。
その後、病院に緊急搬送された歩夢ちゃんは腹腔内(ふくくうない)出血で死亡が確認されました。
部屋にいた弟も全身に殴られたアザがありましたが命に別条はありませんでした。
歩夢ちゃんの体には全身50箇所ものあざが見つかっていて、11月からの同居後に日常的な暴力がエスカレートしていったものとみられています。
松本容疑者と大倉容疑者は部屋から逃げた後、交番に出頭し、殺人容疑で逮捕されました。
暴行に対して「普段からしつけとして殴っていた」と供述。そして今回の暴行についてはいつもよりエスカレートしてしまい、死ぬかもしれないという認識があったとのことです。
その認識があるにも関わらず止めることができなかったのはなぜなのでしょうか。その気持ちは理解することができません。
殺人容疑で逮捕されましたが、大阪地検は事件の経緯から殺意の立証は困難と判断し、傷害致死罪に切り替えての起訴となっています。
殺人罪の刑罰は、死刑または5年以上の懲役で、無期懲役も含みます。
傷害致死罪は3年以上の懲役(無期はなく必ず有期)です。
今回、傷害致死罪に切り替えての起訴になった理由は、殺意の立証が困難だからという点です。
殺人罪においては、相手を殺したこと、殺意があったことの2点が立証されないと当てはまりません。
今回は、供述している内容から殺意の立証は難しいと判断したようです。
確かに殺意があったかどうかは判断が難しいですが、抵抗できない小さい子供に対して死に至るまで、
暴行を長時間に渡り行ったことは決して許すことができません。
今回の事件は当事者3人であることは間違いありません。
しかし、本当に救い出せない命だったのでしょうか。
事実、昨年5月に児童相談所の職員が歩夢ちゃんら兄弟を保護したこともありました。
また、事件当日のクリスマスケーキは祖父からのいただきものだったようです。
本当に周囲の人たちが止める手立てはなかったのでしょうか。
この悲しい事件とともに、今後子供への虐待に何らかの施策が施されることを願います。
スポンサーリンク